IFAが一番人気?証券会社の営業マンにオススメの転職先

「証券会社から他の職業に転職したい」と考えている人も多いのではないでしょうか?

証券会社は平均年収が高く、他の職業の人から見れば憧れの職種です。

しかし、証券会社は離職率が非常に高いことで知られており、実際に転職を検討している多くの社員が存在するのも事実です。

証券会社の証券マンが転職するためのオススメの転職先をご紹介していきます。

今後のキャリアの選択肢としてどのような転職先があるのか、それぞれの転職先のメリットとデメリットを理解しておきましょう。

証券会社はそもそも離職率が高い

証券会社は離職率が高い職種として知られています。

入社早々に辞める社員が多い

入社後3年以内の離職率は35%とも言われており、入社して3年以内に3分の1以上の社員が退職していることになります。

この原因としては以下のような理由を挙げることができます。

  • 過酷なノルマ制度
  • 上司からのパワハラ
  • 顧客の利益に合わない営業

証券会社の離職率が高い理由についてもう少し詳しく見ていきましょう。

過酷なノルマ制度

証券会社の新人は基本的に新規開拓を担当します。

新規開拓とは「飛び込み」のことで、まだ取引がない個人宅や企業を訪問し、顧客の金融資産の状況は把握し、自社の金融商品を買ってもらうことがゴールです。

飛び込み営業の成約率は1%とも言われており、100件営業したうちの99件は断られるという非常に過酷なものとなっています。

そして人事評価も”ノルマの達成具合”によって決まることが圧倒的に多いので、証券会社の営業担当者は常に過酷なノルマのプレッシャーに晒されることになってしまうのです。

これが証券会社の離職率が高い最も大きな原因とされています。

上司からのパワハラ

証券会社は古くからの日本の会社文化がいまだに残っていることが多く、ノルマを達成することができない部下に対して、暴言を吐く上司も少なくありません。

証券会社は本社から支店へ、支店から営業担当者へノルマが来るので、部下の成績はそのまま上司の成績に繋がり、上司も支店の数字がノルマに届かないと本社から酷く怒られる仕組みとなっています。

この証券会社のトップダウンがパワハラ構造を生んでおり、入社間もない若手社員にとっては、このパワハラに耐えきれず退職してしまうことも多いようです。

顧客の利益に合わない営業

証券会社の営業担当者は時として、明らかに顧客の利益にならない商品も売らなければなりません。

相場が下落傾向の中でもハイリスク商品のノルマがあれば、当然ハイリスク商品を販売しなければなりません。

このように「本当に顧客の資産を増やす」ことが目的ではなく、証券会社が売りたい商品を買ってくれる顧客を探すことが目的になっている側面があります。

これは「金融資産の販売で顧客の役に立ちたい」という目的で証券会社に入社した人の目的には叶わないので、証券会社に幻滅して会社を去っていく人が多いのです。

証券会社の営業マンにオススメの転職先①「IFA」

IFAは”Independent Financial Advisor”の略で、独立系ファイナンシャルアドバイザーとして、金融業界では徐々に知名度が高まってきています。

IFAに転職するメリット

  • ノルマがない
  • 時間が自由
  • 転勤がない
  • 本当に顧客のためになる商品を販売できる
  • 仕事の分だけ収入が上がる

IFAは証券会社の営業と違ってノルマがありません。

自分が売った分だけ自分の収入になり、顧客とのアポの時間さえ守れば時間は自由です。

また、転勤がないので、1人の顧客のライフサイクルに長期間寄り添うことができます。

さらに、販売する商品は自分で決めることができるので、顧客の利益にならない商品を無理やり販売する必要はありません。

IFAに転職するデメリット

IFAのデメリットとしては以下の点を挙げることができます。

  • 販売できなければ収入がない
  • 確定申告が必要

証券会社であれば、ノルマを達成できなくても退職さえしなければ給料をもらい続けることができます。

しかしIFAは金融商品を販売することができなければ給料は発生できません。

会社員と比較して収入が不安定になるというのはデメリットでしょう。

また、IFAは個人事業主なので確定申告が必要になり、給与所得控除なども利用することはできません。

証券会社の営業マンにオススメの転職先②「銀行」

金融の知識を生かして銀行へ転職する人も多いようです。証券会社から銀行へ転職するメリットとデメリットは以下のようなものがあります。

銀行に転職するメリット

  • 証券会社の知識が活かせる
  • 証券会社ほどノルマは厳しくない

銀行も金融商品の販売はあるので、今は証券に対する深い知識を持っている証券マンは銀行で重宝されます。

また、銀行にもノルマはありますが、証券会社よりも厳しくはなく、銀行の預金から金融商品を購入させるだけですので、証券マンの行う新規開拓の厳しさと比較すればかなり気楽でしょう。

銀行に転職するデメリット

  • 証券会社ほど収入は高くない
  • リテールは縮小傾向にある

銀行も収入が高い職業ですが、証券会社ほど収入は高くありません。

したがって、転職によって所得が落ちる人が多いでしょう。

また、全体的に銀行はリテール業務が縮小傾向にありますので、転職後に証券とは何も関係ない事務系の仕事に回されてしまう可能性もあるでしょう。

証券会社の営業マンにオススメの転職先③「保険会社」

金融と営業の経験両方生かせるのが保険会社の営業です。転職は希望すればほぼ叶うので保険会社へ転職する人も数多く存在します。

保険会社に転職するメリット

  • 契約獲得で高収入
  • 証券時代の知識が生かせる
  • 残業がそれほどない

保険会社の営業の中には、年収3,000万円以上稼いでいる人も多数存在します。

自分の営業次第で報酬が上がるというのは、IFAと近いものがあります。

また、保険会社の営業は個人事業主のような側面もあるので残業が少なく比較的時間は自由というのもメリットでしょう。

保険会社に転職するデメリット

  • ノルマがきつい
  • 顧客の利益にならない商品も販売しなければならない

保険会社の営業も基本的には証券会社とそれほど変わりません。

ノルマがきつく、顧客の利益にならない商品も販売しなければならないこともあります。

また、保険は証券よりも顧客に嫌がられる営業ですので、ストレスによって早期退職してしまう人が多いのも実態です。

まとめ

証券会社で得た金融の知識や営業スキルを生かすことができる職業として、IFAや銀行や保険会社が挙げられます。

それぞれメリットとデメリットがありますが、証券会社のメリットである高収入を確保しながらも、証券会社の様々なデメリットを排除することができるのはIFAと言えるのではないでしょうか・

ただし、IFAは自分で金融商品を販売することができなければ1円も収入にはなりません。

営業スキルに自信がつき、自分個人の顧客がついてきたという自負があるのであれば転職を検討するのもよいでしょう。

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