IFA不足の今がチャンス?IFAの募集条件や応募要件について

毎年増加し続けているIFA(Independent Financial Advisor)ですが、いざIFAに興味をもって転職しようと思っても、どの業者にどのように応募すべきかについて、わからない人が多いと思います。

あるいは、IFAを募集する企業の多くは中小企業がほとんどであるため、リクルートやマイナビなどの転職サービスに対応していないケースがほとんどで、諦めてしまう人もいるでしょう。

この記事では、IFAを募集している求人に対して、大きく3パターンに大別できる応募方法やIFAの求人市場について、紹介していこうと思います。

IFAの求人市場について

まず求人に応募するに当たって、IFAを取り巻く募集の状況などについて、紹介していこうと思います。

IFAは基本的には売り手市場

IFAの求人に応募する際に、面接で落とされてしまう事や書類選考で落ちる事はほとんどないと考えておいて良いかと思います。

このようにIFAになりたいと考えている人に対して、業界全体として門戸が広いているのには大きく2つの理由があります。

  • 完全歩合給のため固定費かからない
  • 採用のコストがかからない

従来の証券会社等の金融機関と違い、雇用契約を締結する訳ではありませんので、基本的には採用する会社側のリスクがほとんどありません。

業界全体で不足するIFA

現在の金融商品仲介業登録業者数IFA(金融商品仲介業者に所属する従業員・役員数)を比較してみると、どれだけIFAが足りていないかがわかります。

  • 金融商品仲介業者…891社
  • IFAの人数…3632人

※2019年6月30日現在(日本証券業協会)

この数字から1業者あたりのIFAの人数は、わずか4人程度しか所属していない事がわかります。

それに加えて上記統計のIFAの人数には、内部管理責任者などの営業員ではない人も含まれていますので、営業員としてのIFAに至っては全く足りていない状況です。

社員IFAを募集している会社もある

IFAの人数が増えてきた事で、本来の完全歩合給のIFAとは異なる「社員IFA」という形態で募集する会社も増えてきています。

社員IFAとは、会社に雇用されて毎月固定給を受け取る、いわゆるサラリーマンであるため、厳密に言えばIFAではありません。

サラリーマンなので、当然ノルマを与えられるケースもあるので、証券会社の社員とあまり違いはないと捉えておくと良いかもしれません。

IFA募集の求人への応募要件

IFAを募集している会社は数多くありますが、会社よってIFA採用の基準についてはバラツキがあります。

好条件のIFA求人は経験必須

IFAを募集している会社は全国各地に多くありますが、応募者に提示している条件は会社によって異なります。

その中に、IFAにとって最も重要な条件とされる「高い報酬率」を提示している、業界内でも比較的大きめな会社があります。

IFAとして働くに当たって、主な条件は「証券外務員資格」を取得する事だけですが、そういった好条件の求人は証券会社での実務経験が必須となっているケースが多いです。

未経験歓迎の会社も

金融機関での実務経験を必須とする会社がある一方で、前職が何であるかに関わらず「来るもの拒まず」というスタンスの会社もあります。

先ほど書いたように、1業者当たりのIFAが4人しかいない状況でありますので、中小規模の会社からすれば、実務経験が無い人でも人材として欲しいという市場環境です。

そのため、IFAの採用コストは高くないので、未経験であってもとにかく一度採用してみて、IFAとして必要な教育に時間を割いても構わないと考える会社が多いはずです。

IFA業界が求める人材像とは?

現在、金融業界におけるIFA求人市場は売り手市場となっていますが、IFAを募集している会社が求める人材像も把握しておいた方が良いでしょう。

証券会社出身者は重宝される

IFAの仕事内容は、SBI証券や楽天証券などの証券会社と契約をした上で、株式や債券・投資信託などの有価証券を提案するというものです。

そのため、大手証券会社の営業出身の人などは、仕事内容がほとんど全て同じであるために、証券会社の顧客をIFAにそのままシフトして営業する事ができます。

IFAに転職する前の段階から、ある程度の手数料水準が予想できるため、IFAを募集している会社からすれば貴重な存在であると言えるでしょう。

副業としての応募は歓迎されない

これはIFAの仕事と比較的相性の良いとされている、保険会社や不動産、税理士などの方が、IFAを副業として始めたいというケースです。

IFAを募集している会社からすれば、採用コストや固定費がかからないので、一見するとダメもとで採用しておけば良いように思えますが、実際にはそうはならない事が多いです。

これには、コンプライアンスの問題が大きく影響していると見られ、顧客情報の管理や本業との利益相反などについて、会社側で管理するのが難しいもしくはコストがかかる判断されるためであると思われます。

まとめ

現在、IFAに転職する人のおよそ半数が証券会社出身者となっており、IFA業界としても歓迎している事がわかりますが、未経験だからと言って断られることもないでしょう。

IFAを募集している会社は多くありますが、応募条件は会社毎でそれぞれ異なりますので、IFAの求人に応募する際には、自身の経歴を基準にして応募先を決めていく事によって、スムーズにIFAに転職できると思います。

 

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