IFAは在宅勤務が可能なのか?IFAの働き方について考える

近年、IFAの登録人数は徐々に増加傾向にあり、それに伴って副業としてIFAの仕事をする人も増えてきています。

これまでは、「証券会社や保険会社を定年で退職した人が、セカンドキャリアとしてIFAとして働く」という流れが主流でしたが、徐々に若手のIFAも増加しており、多様な働き方ができるようになりつつあります。

この記事では、金融というお堅い仕事でも在宅ワークが可能なのか?在宅ワークとしてのIFAの働き方などを紹介していこうと思います。

在宅のIFAになるメリット

まず在宅勤務のIFAになるメリットは、以下のようなものが挙げられます。

生産性アップ

日々こなす業務の生産性がアップして、時間を効率よく使うことが出来ます。

会社に出社して仕事をしていると、本当に必要なのかどうかわからないような無駄な会議、担当ではない顧客からの問い合わせ対応等をしないといけない事があります。

同じ事務所で仕事している人なども、気軽に声をかけて来ているつもりかもしれませんが、タイミングによっては集中を切らす原因となり、人によっては集中して仕事が出来ない要因となります。

在宅勤務は余計な仕事がない分、自分の仕事に集中することができるので、特に一人で集中したいような人には大きなメリットがあります。

コスト削減

“毎朝会社に行く”という一見当たり前の行為に思える事が、会社員ではなくなりIFAとして独立すると負担になる事もあります。

完全歩合給のIFAは、交通費が自己負担であることが多く、事務所までの距離が遠かったりする人は毎月数万円の出費になってしまう事も珍しくありません。

また通勤するのにも時間がかかり、満員電車に乗る人はコストだけでなく強烈なストレスにもなり得ます。

そもそも毎日会社に行く事を辞めてしまえば、このコストが全て削減できることになるので、大きなメリットになり得ます。

家庭にも良い影響が

金融機関は頻繁に転勤がある事で有名ですが、転勤は家族に迷惑をかける事も多々あります。

時には単身赴任をしたり、子供を転校させないといけなかったり、介護が出来ずに施設に入ってもらうという選択肢を取らないといけませんでした。

在宅のIFAであれば、そういった家族に与えるデメリットが全て無くなります。

仕事をしながらでも子供の送り迎えや介護も出来るようになり、引っ越しの心配も全て解決されるようになります。

社員IFAの在宅ワークは厳しい?

IFAは本来、完全歩合給であるという”独立性”が売りだった訳ですが、正社員として会社に採用されるいわゆる”社員IFA”という形態も登場しました。

社員IFAは実質サラリーマン

社員IFAは、給与が毎月大きく変動する完全歩合給のIFAと違って、毎月安定した給与を受け取れるので生活が安定するというメリットがある一方で、会社の方針に逆らうことが許されません。

会社によって条件などが異なりますが、勤務時間が厳密に決められているケースが多いです。

職業の名前がIFAであるだけで、身分としてはほとんどサラリーマンである事から、自分だけ在宅で仕事をするというのは会社からの許可が下りない可能性が高いです。

遠隔地なら可能性あり

これも会社によるので断言出来ませんが、住んでいるのが会社の事務所からかけ離れている場合などは在宅が許可される事もあるようです。

遠隔地に住むIFAを採用する場合、会社の対応は以下の3パターンになるかと思います。

  • 高い交通費を払って事務所に通勤して貰う
  • 新しく家の近くに事務所を借りて、そこに出勤して貰う
  • 在宅勤務をして貰う

費用の面だけで言えば、最も低コストで手間の掛からない選択肢は3番目の”在宅勤務”です。

しかし、IFAは個人情報を取り扱う金融商品仲介業者で働くので、内部管理の観点から不適切という考え方もあるため、金融商品仲介業者によって判断が別れるところであるようです。

つまり、しっかりと個人情報を管理できる体制が整っていると判断されれば、会社から許可が下りる可能性があります。

完全歩合給のIFAなら可能

完全歩合給のIFAは、会社との雇用関係が一切ないため、個人事業主という身分になります。

交通費が自己負担なら出社は自由だけど…

そのため本来IFAは、会社から勤務場所の指定を受けないので、どこで仕事をするかについて制限がありません。

金融商品仲介業者からすれば、こういった事情から交通費を支給しないので強制は出来ないものの、一方で「IFAがどこで何をしているか」をある程度把握しておきたいという意見もあります。

出社を求められたくない場合、金融商品仲介業者と外務員契約をする前に、どういった営業エリアや自宅から会社へのアクセスなどを踏まえて、出社頻度について確認しておく事が重要です。

出社頻度を調整する方法もある

現実的には、一切会社に全く行かないというよりも、定期的に出社した方が仕事はしやすいと言えます。

IFAの仕事は想像以上に書類の取り扱いなどが多く、自宅で保管することが必ずしも適切とは言えず、顧客などへの連絡は自宅で問題ないものの、書類仕事などは事務所で行った方が良いケースが多いです。

生活の負担にならない範囲内で、例えば週1日、月2回などの頻度で出社するという方法もあり、IFAの事情を考慮して柔軟に対応してくれる金融商品仲介業者もあります。

また、これも社員IFAと同じですが、遠隔地に住むIFAの場合は金融商品仲介業者の費用負担の問題があり、相談に乗ってくれる場合がありますので、交渉の余地は大いにあるでしょう。

まとめ

時間と費用のコスト削減に直結する在宅勤務ですが、IFAでも場合によっては可能という事がご理解いただけたと思います。

IFAの人数が増えたとはいえ、社員時代と違い「こうしないといけない」というルールが明確にないため、なるべく自分の環境に合わせた働き方が出来るように相談してみるべきでしょう。

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