IFAに相談すると手数料はどうなる?

証券会社などの金融機関に属さないフリーのファイナンシャルアドバイザーであるIFAに投資の相談をすると、証券会社のよりも中立な投資ができるというメリットがあります。

しかし、証券会社よりもメリットがあるために「IFAに相談すると証券会社よりも手数料が高いのでは?」と思っている人も多いようですが、実はIFAだからと言って手数料が特別高くなることはありません。

IFAから金融商品を購入すると、どのような手数料を支払う必要があるのかについて解説していきます。

金融商品の手数料

対面・ネットに関わらず、投資信託などの金融商品を購入する際にはいくつかの手数料を支払う必要があります。

手数料の例

  • 購入時手数料:購入した時に販売会社に支払う手数料
  • 信託報酬:ファンドに払う運用管理費用
  • 信託財産留保額:解約時にファンドに支払う費用

金融商品を購入したり解約したりする場合、これらの費用を負担する必要があります。

逆に言えばこれらの費用以外に支払うものはありません。

IFAから投資信託を購入した場合でも、購入時手数料は IFAと契約している証券会社に支払うことになり、 IFAに直接手数料を支払う必要はありません。

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IFAの報酬体系

IFAの報酬は「販売した金融商品の手数料の何割かを証券会社から受け取る」というものです。

どこの証券会社と契約するかによってIFAに入る手数料は異なりますが、基本的にIFAの報酬は証券会社から受け取るもの以外にはありません。

顧客から特別な手数料を支払うことはない

IFAから金融商品を購入することで、顧客が特別な報酬を支払うということはありません。

証券会社や金融機関などから投資信託などを購入すると「販売手数料」を支払わなければなりません。

IFAの報酬はこの手数料の一部を証券会社から受け取る形になりますので、顧客が特別に高い手数料を負担しなければならないわけではありません。

基本的に顧客と IFAの間に直接的な金銭のやりとりはないと考えておきましょう。

銀行窓口でも投資信託の販売を行っていますが、銀行から買ったからと言って、顧客が銀行に対して特別な費用を支払うことはありません。

IFAから金融商品を買うのは、仕組み的には銀行から買うことと同じであると考えてよいでしょう。

IFAから買うと損をするのは証券会社

証券会社にとって、IFAは営業部門に近い存在です。

IFAと契約している証券会社としてSBI証券や楽天証券などのネット証券会社が多いのは、これらの証券会社は店舗を持たないので、店舗型証券会社のように営業部門が存在しません。

このため、IFAは営業部門のような位置付けになり、証券会社は販売手数料の一部を営業コストとして IFAに支払っているのです。

IFAから金融商品を買っても、コストを負担するのは証券会社であって、顧客は余計なコストを負担することはありません。

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IFAは証券会社と契約を締結している

そもそも IFAは証券会社との契約に基づいて、その証券会社の金融商品を顧客へ販売しています。

証券会社としても、 IFAが独自に手数料を設定して顧客へ金融商品を販売してしまったら、自社のブランドにも傷がついてしまいますし、顧客からの信用も失われてしまいます。

このため IFAは証券会社が設定した手数料以外の手数料を顧客から取ることは契約上できません。

そのようなことをしてしまったら、証券会社から契約を切られてしまい、 IFAは金融商品の販売をすることができなくなってしまいますので、 IFAにとってはデメリットの方が大きくなるのです。

手数料0円で買える金融商品の手数料が高く設定されることはある

IFAから金融商品を購入したからと言って、 金融商品に設定された販売手数料以上のお金を支払うようなことはありません。

相談料は不要だけど、手数料は少し高め

しかし、 IFAが販売する金融商品の販売手数料はそもそも高く設定されていることがあるという点に注意が必要です。

例えばネット証券では、販売手数料が0円に設定されている金融商品も珍しくありません。

しかし、 IFAが販売する金融商品は、ネット証券などでは安く購入することができる金融商品も高い手数料が設定されていることがあり、結果的に「他で購入すればもっと安い手数料で買える金融商品に対して高い手数料が設定される」可能性はあります。

価値あるアドバイスへの対価

ただし、素人が素人判断でネット証券から金融商品を買うよりも、投資のプロである IFAから買った方が安い値段のタイミングで購入することができるので、この費用は必ずしも無駄なコストとは言い切ることはできません。

銀行の金融商品の窓販でも、販売手数料が高く設定されていることが非常に多いですが、投資の素人である銀行から購入するよりもプロの IFAから購入した方が、同じ高めの手数料を支払うコストパフォーマンスは高いと言えるのではないでしょうか?

まとめ

金融商品を IFAから購入しても、顧客が IFAに直接的な手数料を支払うことはありません。

基本的に顧客と IFAの間には金銭のやり取りはなく、 IFAは証券会社から報酬を受け取ります。

IFAは安心できる大手証券会社と契約を締結をしておりルール外のことはできませんので、安心して IFAに投資の相談をしてみましょう。

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