IFAを副業にするなら?営業ならIFAが良い理由と始め方

営業の仕事をしている人の中には、自分が担当する顧客と良好な関係を築くことが出来ている人も多いです。

自社のサービスに関する事だけでなく、それ以外の雑談や世間話をすると思いますが、その会話の中で意外なニーズに気がつく事もあるでしょう。

そういった営業職の人の中には、最近よく聞くようになったIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)が効率よく稼ぐことが出来る副業になりえるかも知れません。

この記事では、そもそものIFAの仕事内容についてや、IFAを副業にするにあたって相性の良い業種などについて紹介していきます。

そもそもIFAの仕事内容って?

IFAは”Independent Financial Advisor”の略で、日本語では”独立系ファイナンシャルアドバイザー”と呼ばれます。

IFAの仕事内容

アドバイザーという名前ですが、実際の仕事内容は金融商品仲介業に相当し、顧客に対して証券会社の商品を提案して、証券会社と投資家の仲介をする仕事です。

具体的には、その証券会社が取り扱う”株式”や”投資信託”、”債券”などを投資家に提案し、取引が成立して手数料が発生した場合には、IFAと証券会社でそれを折半するようなイメージになります。

IFAについての詳細は関連記事を参考にしてみて下さい。

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IFAができること

一言でまとめると、証券会社の商品を投資家に販売することが出来ます。

証券会社で取り扱っている商品は何も株だけではなくかなりの種類がありますが、主に代表的な商品は3種類です。

  • 株式
  • 債券
  • 投資信託

保険会社や不動産会社で働いている人なら知っている人も多いと思いますが、それぞれ更に”国内”と”海外”の2種類に分かれます。

イメージしやすいように、種類ごとに代表的な商品を記載してあります。

IFAが取り扱っている商品(一例)

取扱商品が多すぎるので、代表的なものだけピックアップして紹介いたします。

国内海外
株式トヨタ,ソフトバンク,任天堂Apple,Walt Disney,Amazon.com
債券個人向け国債米国債(アメリカ合衆国財務省証券)
投資信託約3,000種類ほとんど無い

それぞれの商品が全く違う特性があって、リスクの度合いもそれぞれ異なります。

ただし、どこの証券会社でも扱う商品は同じようなラインナップになるので、基本的には「取扱いが無いから売れない」という事にはなりません。

さらに、IFAは証券会社にある金融商品の仲介をするだけなので、在庫を持つリスクがなく、コストのかからない仕事です。

また証券は取引金額が大きいため、IFAが受け取る報酬の金額も高くなる傾向があり、IFAの平均年収は1,000万円以上となっています。これは不動産営業と比較しても高い水準です。

IFAに必要な資格

証券や金融と聞くと、ハードルが高そうで色々資格が必要なイメージがある人もいますが、意外にもハードルは低く、証券外務員資格を保有している人で条件を満たしている人であれば、誰でもIFAとして働く事が出来ます。

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よく聞くファイナンシャルプランナー(FP)の資格や、証券アナリストの資格などは必要ありません。

ただし破産者であったり、成年被後見人である場合などは登録が認められないため、たとえ証券外務員資格があってもIFAとしても、登録する事が出来ません。

完全歩合給のIFA

完全歩合給であるIFAは多くの場合、社員ではなく個人事業主としての業務委託契約であり、会社から与えられるノルマや出社義務も無く、あらかじめ決められた報酬率に基づいて報酬を受け取ります。

ノルマがないから自分のペースで仕事ができる

仮に1週間休もうが、遊んでて手数料がゼロであっても特に咎められたりはしません。

反対に頑張って成績を上げれば上げるほど、比例して報酬も上がっていきますので、本業を超える収入を得ているIFAもいます。

手数料に対して何パーセントという報酬率は、業者によって提示される条件が異なり、個別で交渉していく必要がありますが相場は50%前後となっているようです。

IFAの報酬体系については、関連記事に詳細に記載してありますので、もっと知りたいという方はチェック。

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ただし金融業界や営業での実績がゼロの場合、最初はもう少し低いところからスタートして、徐々に引き上げるという条件になる可能性もあります。

IFA営業の秘訣

IFAの仕事は、どうしても株式を個人投資家に提案するイメージが先行しがちですが、手数料が大量に貰えるのは法人取引で、実際に証券会社でも法人顧客等の大口顧客からの手数料で成り立っています。

いかに法人の財務担当者や運用担当者に繋がって、運用について提案をさせてもらう事ができるか、ここをクリア出来ると飛躍的に手数料を稼げるようになります。

証券の営業というのは、以外にも細かい言い回しや資料作成の能力はあまり関係なかったりします。

取引金額は最低でも数百万円になりますので、そういった富裕層相手に小手先のテクニックが効果的とは言えず、いかに顧客に付加価値を感じてもらい、顧客との信頼関係を築くかが重要です。

“時間的”先行投資が必要

つまり、最初の数回の面談は無駄足になってしまう事も多々あるため、IFAの仕事は短期的に結果を出す事が難しい業種であると言えます。

一方で、最初の取引は小さくても徐々に信頼関係を築く事が出来れば、その後広がるスピードは早く、収入は増えていき、右肩上がりになりやすいです。

IFAの仕事は”人からお金を預かる”という特殊な仕事なので「物を売る」という感覚よりは「安心してもらう」というイメージに近いかもしれません。

稼いだ後の確定申告について

IFAとしての収入は、個人事業主としての「売上」になりますので、金額の大小に関わらず確定申告をする必要があります。

副業禁止の人は納税方法に注意

売上から営業にかかった経費(交通費や飲食代など)を差し引いた”利益”に対して課税され、それを納税することになります。

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また副業が禁止されている会社の人は、特に納税時には注意しなければいけません。

よく「住民税を”普通徴収”にすれば会社にバレない」と言う人がいますが、実は一概にはそうとも言い切れません。

確かに、普通徴収にすることで住民税の金額は会社にバレませんが、普通徴収に変更した事は会社にバレる事があります。

サラリーマンがわざわざ面倒な普通徴収にするのは副業以外の理由はあまり考えられず、よほど察しの悪い会社でなければ副業を疑われる可能性があるとの意見もあります。

ネットで掻い摘んだ情報だけで判断することなく、IFAを副業にしようと検討している方は会社とトラブルにならないように、必ず事前に税理士や専門家に相談するようにしましょう。

まとめ

IFAは高単価な仕事であり、営業スキルが高い人にとっては適している副業になるので、特に不動産や保険会社で営業の仕事をしている人にとっては、検討する余地があるかと思います。

また、IFAを副業とする事で本業の会社とトラブルにならないよう、利益相反や個人情報の利用について事前に確認しておく事も重要かも知れません。

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