IFAにオススメの副業は?IFAが収入源を2つ以上確保しておくべき理由

IFAは楽天証券やSBI証券などと契約をし、その会社の商品を提案して収益を得ますので、看板を背負ってるような感覚になりますが、サラリーマンではありません。

つまり独立した個人事業主ですので、収入が相場環境によって不安定になる一方で、兼業(副業)も認められています。

将来における保証がない分、収入を得られるルートを、IFA以外に少なくとも1つは確保しておくことが理想的であると考えています。

そもそもIFAは高収入なので副業不要

副業を考えるに当たって、IFAの単価より明らかに低い仕事というのは排除しておく必要があります。

IFAの平均年収について

IFAの平均年収を計算したところ、1,000万円を超えており、弁護士の平均年収を上回るほどになっているため、あらゆる業種の中でも、群を抜いて高い水準になっています。

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そのため、IFAだけでも十分に豊かに生活することは可能ですし、平均以下の実力であっても、アルバイトをしなくても、生活時代は成り立つような職業です。

相場急変の可能性

しかし、これには例外があります。相場が急落した時です。

IFAとして仕事している間、一生来なければそれに越したことはありませんが、過去かならず一定の周期で急落するタイミングがありました。

例えば、以前起こったリーマンショックや、ITバブルの崩壊、東日本大震災など、株式市場が大混乱に陥るような状況になった時、顧客の資産は激しく目減りする事になります。

顧客だけに限らず、世界中の投資家や企業の投資マインドが悪化し、株式の出来高も激減することになります。

こういった環境においては、何とか乗り切れるIFAも多くいるとは思いますが、収入が完全にストップしてしまうIFAも多いかと思います。

相場が急落すれば、全体的に景気は落ち込みますが、それでも引き出しは多くあった方が良いですし、本業とのシナジーも期待できるケースがあります。

法改正などのリスク

今後、金商法改正などによってIFAという職業が制限されるリスクもあります。

例えば、IFAによる投資詐欺被害などが多発した場合や、金融商品仲介業者の検査によって、違反が多く見つかった場合などには、法改正によって規制される可能性があります。

現時点では、金融庁の検査が仲介業者やIFAには及んでいないので、世間に明るみになっていませんが、今後コンプライアンスに関する問題が表面化してくる事も想定できます。

また、証券会社の管理が各IFAまで行き届かなくなり、金融商品仲介業者数やIFAの人数を減らそうとする可能性もあるなど、IFAは個人事業主なので自由かつノルマがない反面、将来における保証がありません。

無意味な副業はNG

IFAとして専業で生活している方の多くは、高度な金融関連の知識を持っていて、金融業界での実務経験も十分にあります。

本業のIFAに繋がるかが重要

IFAとして生活できる方は、営業力や提案力もあって対人コミュニケーションスキルに優れている、ハイスペックな人材であると言い切って良いでしょう。

IFAに囲まれて仕事をしていると気付かないかも知れませんが、プロフェッショナルでないと出来ない仕事であるため、少しでも金融に関する知識や営業力が活きるような副業をした方が効率的です。

低い単価の仕事はNG

まず副業を考えるに当たって、本業に繋がるかどうか関係なく単価低いの仕事は排除しなければなりません。

IFAであればコンビニでレジ打ちしてる暇があったら、その辺の家にピンポンして新規開拓してる方が収入は上がるはずです。(ただし効率が悪いのでオススメはしません)

あまり腑に落ちない人は、IFAとして仕事をする際の時給を一度計算して見ると、良いかも知れません。

IFAの平均時給

  • IFAの平均年収:1,050万円
  • 年間営業日数:245日(2018年銀行休日を参考)
  • 勤務時間:8時間(8時〜17時)

人によって働く日数や時間は大きく異なると思いますが、この数字を前提として平均の時給を計算してみると、時給5,357円になります。

つまり、時給2,000円のアルバイトであっても、IFAの半分にも満たない水準なので、求人サイトに掲載されているような一般的なアルバイトというのは、まず全て排除した方が良いでしょう。

IFAにオススメの副業

普通のアルバイト等は大体全て排除することがわかりましたが、IFAに向いている副業とはどういったものなのか。

以下の2点を踏まえて考えていく必要があります。

  • IFAの知識を活用できる
  • IFAの営業成績に繋がる
  • 単価が高い

鋭い人であれば、何となくイメージできていると思いますが、選択肢がたくさんあるわけではなく、大きく2パターンに集約すると思われます。

保険の販売

金融商品仲介業者にIFAとして外務員登録した際に、その所属する金融商品仲介業者から、生命保険などの保険募集人として登録することを求められるケースがあります。

現在では、国内金利のマイナスや法人保険の税制見直しなどの影響によって、個人向けの米ドル建ての積立保険などが主流になっています。(記事作成時点)

IFAの顧客という属性を踏まえても、保険との相性は比較的良く、反対に顧客の方から提案して欲しいと頼まれるケースもあります。

保険はIFAであれば、ある程度知識が備わっているので有利ですが、保険販売によるデメリットも伴いますので、その辺りも注意しなければなりません。

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IFAの保険販売については、この記事で詳細を記載してますので、確認してみて下さい。

不動産営業

不動産業界は、証券や保険などに比べると参入障壁がかなり低いというのが特徴です。

営業するに当たって、証券であれば外務員資格、保険であれば保険販売資格を取得することが必須事項となっており、また外務員登録をするに当たって、破産していたり前科があると登録を制限されるなど、登録要件が設けられています。

不動産についても同じように、宅建(宅地建物取引士)という資格の取得が求められますが、ただしこれは「5人のうち1人でも保有していれば問題なし」とされています。

参入障壁が低いため、様々な不動産業者がIFAと同じような「歩合営業員」を募集しています。

IFAの知識を活用できるかと言われれば、保険ほどは出来ないと思いますが、普段REITなどを扱うIFAからすれば、見通しを語るなどについては、本業の人よりも上手く出来ると思います。

不動産の営業については、今後記事を作成して公開する予定です。

売上が年間1,000万円付近のIFAは注意

消費税については、税金面に明るくないIFAは特に注意しておく必要があります。

売上を増やさない方が良いIFA

最も重要である消費税に関するルールは「年間1,000万円以上の売上を計上する個人事業主は、消費税課税事業者として扱われることになる」という事です。

IFAの平均年収(売上)が1,050万円であることから、900万円とか950万円の売上の人も多くいると推測出来ますが、このとき副業をしない方が良いケースもあります。

副業をはじめる前に相談を

つまり、売上が1,010万円と990万円の時では、消費税を納税するかどうかによって手元に残る金額が大きく異なりますので、事前に計算した上で、収入を調整する必要があるかも知れません。

事後報告では全く意味がなく、税理士も手の打ちようがありませんので、副業を始める前に税理士や税務署に事前に必ず相談するようにしましょう。

まとめ

IFAは副業が可能である事がメリットであり、顧客が経営者であることも珍しくないため、”取引先から仕事を貰う”ことも容易です。

そもそものIFAの収入が高いため、何か他の仕事をするよりも、将来的にそれが自分のスキルになるかどうかが重要です。

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