IFAになるために必要な資格とは?FP資格持ってなくても大丈夫!?

IFAになるためには、AFPや内部管理責任者の資格が必要と考えている人もいるかと思いますが、実はそれを持っていなくても、IFAになることは出来ます。

2019年8月現在、IFAになる資格要件は低く設定されていますが、IFAの質も問題視されており、将来的には法改正によって厳しく変更される可能性もあります。

必須資格は証券外務員資格

証券会社や銀行で勤務している人であれば、ほぼ全員が保有している証券外務員資格ですが、それさえ保有していればIFAになる要件は満たしています。

証券外務員資格は2種類

IFAとして働くために必須の証券外務員資格には2種類あります。それぞれの資格で扱うことが出来る商品が多少異なります。

  • 一種外務員資格

新株予約権証券、カバードワラントを含め、全ての外務行為

  • 二種外務員資格

選択権付債券売買取引、信用取引以外の有価証券の募集や売買の勧誘

現在金融機関で働いている方には、一種外務員資格を保有している人が多いと思いますが、二種外務員資格であっても全く問題なくIFAとして働くことが出来ます。

主な違いは、一種外務員資格を保有していると、デリバティブや信用取引などいわゆハイリスクな金融商品も勧誘可能になります。

しかしIFAの実務的には、ほとんど「株式」「債券」「投資信託」の勧誘に収まるかと思いますし、通常デリバティブ商品を扱う事はありません。

内部管理責任者

私は、入社間もない頃にすぐに取得しましたが、証券会社で勤務していても、この資格を保有していない人も多いかと思います。

基本的には不要

結論から言うと、IFAになる際に取得する必要はありません。

内部管理責任者は、総務やコンプライアンスの部署などで働く人に求められる資格で、実務(営業)には必ずしも結び付きません。

完全歩合の契約で仕事をするIFAにおいては、内部管理責任者を取得したとしても資格手当などはないため、収入には結びつきません。

金融商品仲介業者によっては重宝される

しかしながら、もし余裕があれば保有しておいた方が良い資格でもあります。

金融商品仲介業者については、各支店に必ず1人は内部管理責任者を配置する必要があり、支店の人数が少ないような金融商品仲介業者においては、内部管理責任者が不足します。

この資格を持っていることで、支店設置要件を満たすケースもあるため、自身の契約交渉にも有利に働くこともあるかもしれません。

FP資格

3級・2級あたりですと、保有している金融機関の職員が多いと思いますが、IFAとして働くに当たってはあまり効果はありません。

名刺には書ける

保有していれば、名刺に記載することは出来ますが、基本的にはそれ以上の効果はなく、事務所設置要件にも含まれないため、あくまで箔を付ける意味合いしかないです。

証券会社や銀行であれば、資格手当が貰えるケースもありますが、IFAに関してはそういった制度はないため、年会費を考えると、コストパフォーマンスはあまり良くないかもしれません。

どうしても名刺に載せたければ別ですが、IFAとして独立を考えている段階では、わざわざ勉強して取得する必要はないでしょう。

資格より経験

IFAになるに当たって、証券会社や仲介業者と面談する機会があるかと思いますが、基本的には経験の方が重要であり、経験さえあれば、外務員資格だけ保有していれば十分なのが現状です。

顧客獲得が第一

IFAとして独立を考えている人は、くれぐれも資格取得のために時間を使うのではなく、自分の顧客のフォローしたり新規顧客の獲得に時間を割くよう心掛けるべきです。

IFAとして独立する場合だけでなく、他の金融機関への転職の場合もそうですが、金融業界における転職はどれだけの顧客を動かせるかが最も重要になります。

さいごに

金融機関で働くサラリーマンと違って、IFAにとって重要なことは実務経験と知識であって、資格は必ずしも重要ではないことがわかりました。

しかし、資格を取得しておいて損することはないため、時間やコストを天秤にかけた上で、「取っておいた方が良い」と考えるのであれば、取得しておいても良いでしょう。

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