辞めるべき?証券会社を辞めてよかったと感じる理由とは?

ブラック企業の代表格として名前が上がる証券会社の営業ですが、当然それだけ離職率が高い事でも知られています。

証券会社のリテール営業を経験し、実際に証券会社を辞めた実体験に基づいて、証券会社を辞めるべきかどうかについて、どのように判断するかを解説していきたいと思います。

この記事が、証券会社で働いている方の中で、辞めるかどうかについて悩んで決断出来ないという方に、少しでも役立つことを期待しています。

証券会社の職場環境は異常

証券会社に入社すると、総合職であれば全国各地にある支店にランダムで配属されて、そこで営業の仕事をする事になります。

支店ではパワハラが当たり前

今では少し改善されていると思いますが、数年前まで上司によるパワハラは何ら珍しいものではなく、証券会社では当たり前の光景となっていました。

暴力などによる制裁も見ましたが、客観的に考えればおかしな話だとわかりますが、その閉鎖的な空間の中では上司が絶対的な存在であるために、誰も反抗しない状況になっています。

ノルマ達成が絶対

パワハラの対象となるのはノルマが達成できない営業員であり、その達成できない数字を他の営業員がカバーする構図になりますので、出来ない人も原因がゼロではありません。

しかし、ノルマ達成や手数料の大小は、一概にも本人の実力や努力によって決まるとは言い切れず、運や相場環境による影響も大きく受けます。

しかし上司や会社からは、毎月もしくは毎週一定の数字を要求しますので、そこで無理が生じる事になります。

結果として、顧客に対する強引な勧誘に繋がり、同時に営業員も疲弊していくことになりますので、負の連鎖に陥る事になるケースが多いです。

でも仕事ができれば何も言われない

証券会社では、数字が出来れば良いという側面が強く、実際にそういった職場内の序列は数字通りになっています。
しかし、そもそも顧客の割り当てなどでは運の要素も大きく、必ずしも「能力=数字」とはならない事もよくあります。
やはり、外から見れば少々異常な環境であり、精神的におかしくなる前に退職出来て本当に良かったと感じています。

成績が収入に反映されるとは限らない

「頑張っただけボーナスに反映されるから、証券会社はブラックじゃない」と聞くことがありますが、成果が反映されない場合もあります。

基本は年功序列

実力主義の証券会社と言いながらも、昔ながらの日系企業でもありますので、基本給のシステムは年功序列になっている証券会社が多いです。

証券会社には支店で働く営業員以外にも、総務課や本社の人が働いていますが、そういった比較的負担の少ない中堅社員の方が、トップセールスよりも給与が高いケースがあります。

こういった不公平感が営業員のモチベーションを下げる要因になっており、そのため出来る営業員から辞めて転職してしまうという現象が起こります。

証券会社の決算が影響する事も

営業員のボーナスを決定する要因として、個人の営業成績はもちろん、それ以外にも支店の成績証券会社の決算が影響する場合もあります。

そのため、どれだけ仕事を頑張って営業成績を残したとしても、証券会社が赤字決算であった場合などは、ボーナスが大幅に減額になる可能性があります。

証券会社を辞めるなら早い方がいい

証券会社を辞める人にも、その理由は人によって様々でありますが、精神的な理由で辞める人も多いかと思います。

上司のようになりたいかどうか

証券会社を辞めるか、あるいは一生働くかについて、結論を出すのはそこまで難しい事ではありません。

基本的には同じ支店で働く上司が自分の将来であるので、支店や会社に憧れの上司のような人がいる場合であれば、必ずしも辞める必要はないかも知れません。

そういった憧れの存在がいない人は、証券会社で無理して働くことについて、疑問を持った方がいいでしょう。

若手は辞めてから有利

証券会社で働いていて、このままでは続かないかもしれないと感じている人がいれば、なるべく早く辞める決断をする事をお勧めします。

若手社員であれば、第二新卒として全く別の業種にチャレンジする事も出来ますし、外資系金融機関に飛び込めるチャンスがあります。

年を重ねるに連れて、選択肢は徐々に減ってきますし、家庭を持つ事によって身動きが取れないという事にもなり得ます。

証券会社での経験は無駄ではない

証券会社はブラックと言われることが多く、それを否定することはありませんが、しかし証券会社での実務経験は辞めてから役に立つことがあります。

証券会社出身は転職市場において強い

過酷な証券会社で生き抜いてきたその経験は、転職市場においては評価される傾向があるとされています。

営業の仕事であれば、ほとんどの仕事が証券会社の営業と比べると単価が低く、難易度もそこまで高くないと考えています。

成果が出せるかどうかは別問題ですが、少なくとも営業職や顧客と接する仕事であれば、証券会社での経験は一定の評価を得ています。

証券会社をキャリアアップとして利用する

証券会社は毎年新卒で大量の新入社員を募集していますが、一生勤めるかは別ですが、入社して金融の知識をつけるのことは、価値のあることだと考えています。

特に大手証券会社では、しっかりとして新入社員研修を行っており、ビジネスパーソンとしての基礎について徹底的に教え込んでいます。

また同時に、世界経済の動向や国内外の上場企業について相当な知識がつき、相当量の金融知識も身につきますので、今後ビジネスの世界で生きていく力になります。

まとめ

「特にこれといってやりたい事がない、決まってないが、とにかく証券会社で働くのが辛い。」

という証券会社の社員の人は、とにかく色んな人と会って話を聞いて、客観的に辞めるべきかどうか考えることが重要かもしれません。

特に今の証券会社のビジネスは、時代遅れになりつつあるため、お世辞にも未来明るいとは言えない業種ですので、早めの判断が必要であると思います。

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