14年目の現役社員が、SMBC日興証券の職場環境を暴露する

SMBC日興証券の社員である私が赤裸々に語ろうと思います。

14年間営業員として働いてきて思うこと…もし自分の子供にSMBC日興証券に就職したいと相談されたら、反対するかもしれません。

ただ、次を見据えての就職であれば、ありだとは思いますが。

ただし、私は人事部ではないので、就活では条件などが変わってる場合もあるかもしれないことを踏まえて読んで下さい。

給与体系や評価体系

世間一般的には、平均年収よりかは結構な高収入な部類かと思います。ただそれも職種によります。

SMBC日興証券ではコースが2つに分かれます。

  • 全国転勤あり(A)
  • 全国転勤なし(C)

入社する際には、この2つのコースに分かれますが、基本的には全国転勤あり(A)は総合職ですので、男性の割合が多いです。

そしてクラスというものがあります。

  • Ⅰ・・・事務職(総務や店頭業務など)
  • Ⅱ・・・営業員(入社して間もない若手社員など)
  • Ⅲ・・・営業員(成績優秀なベテラン社員など)

Ⅰは店頭業務、総務ですが、現在ではⅠ入社はありません。

なので、営業員として採用される人は全員Ⅱ入社です。その後は早くて6年目でⅢにあがります。

これは成績が主に関係してくるので、できる営業員は早くⅢに昇格します。

ここでAとCでは年俸で150万の差がでます。あとは上乗せ部分は個々で変わります。

ボーナスは年1回、会社の業績により大幅に変動します。ちなみに今年(2019年)は去年から半減しました。

リーマン後も桁が1つ減りました。若手はそこまでの減り方ではありませんでしたが、中堅以上はほぼ半減です。

評価体系は基本的な部分は変わりませんが、毎年変わります。

年々、細かなものが増えていってる気がします。とくにポイント制の項目は適当にやってポイントを稼ぐような感じですね。

個人的には、預かり資産がどれだけ増えたかを評価にする方がいいと思いますけどね。

働きやすさ

現在は働き方改革により、残業の制限や2ヶ月に1回の休暇など浸透してきました。以前に比べればの話です。他社よりかは浸透はしていません。

2ヶ月に1回の休暇は取得できますが、気持ちよく取得できるかどうかは結局のところ支店や上司によります。数字ができてないのに月末にとるの?という雰囲気は結構あります。

残業に関してはパソコンのログを人事部が管理しているのでそこまで問題はないかと思います。ただ休暇で調整しろという場合もあります。このように好きなときに休みがとれなかったり、残業するのはほとんどがAコースの社員です。

Cコースは地域限定職なので女性が多く、家庭の事情もありますので本人が割り切れるのであれば働きやすいかと思います。

会社としては色々な制度を掲げていますが、現場ではまだ古い考えが抜けてないので時代に遅れてる会社だと思います。

課される予算の実態

一番問題な部分ですね。私はこれが1番の原因で退職しました。

とにかく毎日数字に追われます。やろうがやらまいが、課として支店として出来てなければエンドレスです。

これは支店や上司によりではありません。

もちろん証券会社ですから営利企業ですし、収益はあげなければなりませんが、そこを理解した上で、私は疑問を感じていました。

たくさんの項目があり、全てをクリアするというのが前提です。ただそんなこと不可能です。

そのノルマをこなすために顧客の求めていないものを提案するわけですから、顧客本位の営業をしているのか?と言われれば実際のところは全然できてません。

毎月募集物と言われるものがあり、それは支店で枠を初めに取りますのでそれは必ず終わらせないといけません。

日程が決まっているのでそれをこなしつつ日々の収益などやらないといけません。

突然でてくる株式の立会外分売や公募増資なども必達項目ですので、あれもこれもと数字に追われるのです。

顧客はこういうニーズがあるから、この商品を提案しようとかこの相場であればこの商品が儲かるんじゃないかと自分で考えて提案する。

これができてる営業員は少ないのではないかと思います。

結局、今月はこれをやらないといけないからこの人でやろう。こういう考えで動いてる営業員がほとんどです。

いわゆる自分で考えて行動しない、上からおろされたことだけをするイエスマンですね。

最近は叱責されるようなことはありませんがそれでも数字については追求されますし、自分ができなければ同僚へ迷惑もかけます。

個々だけではなく課として、支店としてですから、誰かしらがやらないといけません。

そうすると、顧客を持っている営業員がやることになります。

数年前まではこういう営業員が数字をひっぱり、後輩たちを指導しつつ、課として全員でやるというチームワークもありましたし、付いて行こうと思える営業員でしたが、今ではいい顧客をつけて貰っただけの営業員がそういう立場になってきています。

チームワークどころか育成もできず、自分がやってるのにという考えの人が増えてきてるように感じます。

まわりもそんな営業員についていこうなんていう気持ちになれません。

管理職になって会社を変えたいと思ってた時期もありましたが、こういう営業員がいずれ管理職になり上にたっていくのかと思うと、この会社に未来があるのかと思うようになり、退職を決意しました。

さいごに

悪いことばかり書いていますが、私は日興証券で働いたことに後悔はしていません。

むしろ感謝しています。色々な経験ができ、考え方も変わりました。

どこの会社でも、蓋を開けてみればということはあると思います。

ただし、胸を張ってSMBC日興証券はいい会社だとかは言えないですね。

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