私が証券会社で働いた中で後悔していること

おそらく今辞めようと悩んでる方は、「ノルマがきつい」「新規開拓が嫌い」「お客様のための仕事ができない」「労働時間が長い」「上司からの叱責」「終わりのない辛さ」だいたいこのような理由だと思います。

その月に調子良くノルマを達成しても、月末が近くなると、また来月のノルマ達成のための準備をします。まさにラットレースの様相で、これを永遠に繰り返す辛さは経験者でないとわかりません。

この気持ちは本当によくわかりますし、実際に私もそうでした。

もっと早く決断すべきだった

最も後悔していることは、「もっと早く、IFAとして独立することを決断していればよかった」という事です。

証券会社で働いた中で後悔していることは実際にはありません。

私は天職だと思って証券会社で働いてきましたから。

ただ上に書いた理由には解決方法があります。でも解決できるかできないかは自分次第なのです。 

  • ノルマがキツイ

営業マンですから逃れられません。

ただ成果を分散させたり、上司を使う、我慢する、気にしないようにするなど、紛らわすことはできます。

  • 新規開拓が嫌

これは本当にしんどいことです。いわゆる飛び込み訪問や電話ですよね。

私はやってるふりを貫き通しましたね。

  • お客様のための仕事ができない

まさにその通りですからIFAへいくのです。証券会社いる限り、これはつきまといます。

それができてるのであればIFAは必要ありませんからね。

  • 労働時間が長い

朝から晩までですね。会議もありますからフリーで動けません。

会議以外にも勉強会もありますから仕事以外のことで時間をとられてしまいます。

  • 上司からの叱責

うまく上司を操るのがベストですが、なかなかそうはいきません。

向こうも好き嫌いがありますし、企業にいる限り人間関係は永遠に続きます。

  • 終わりのない辛さ

空がどこまでも続くのと同じです。今月やっても来月、再来月、1年後、本当に終わりはありません。

今月できたとしても、来月になればリセットされますから。

 

こんな風に書き出すといいことなんて全然ないように思えますね。

でもこの経験は決して無駄ではなかったと今は感じます。

例えば顧客とのコミュニケーション能力、やはり色々な方と接する機会が多々ありますし、よく話す方やそうでない方といった様々なタイプの顧客がいます。

全員と同じようにコニュニケーションを取らなければいけませんから、自然とそういった力は身につきます。

あとは顧客との信頼構築力、これは欠かせません。

信頼がなければ大事な資産を預けることなんてできないのでいかに限られた時間の中で構築するかです。

コミュニケーションを取りながら、信頼構築をすれば交渉力も自然と身につきます。

顧客のために色々なところから情報収集しますので、常にアンテナをたてて同業他社よりも早く顧客へ情報提供することを心がけ、それを商品につなげるプレゼンテーションをする機会も増えます。

あとはやはり精神力です。経済というのはたった1日、いや数時間で大きく変動するものです。

突然、変動しますから一喜一憂してられません。

四六時中、市場の動きをチェックしながら生活していると言っても過言ではありませんので、それに耐えられる精神力、数字に追われる精神力がこの14年でいつまにか身についた力でした。

 

何がここまで自分を奮い立たせてたのかと言えば、やはり顧客の喜びだと思います。

はっきりと成果に結びつく仕事ですので顧客から

「任せてよかった。ありがとう」「これからもお願いしますね」

と言う言葉をかけてもらえるだけでこれまでの苦労が吹っ飛んでしまうくらい嬉しいお言葉なのです。

その瞬間、この仕事が楽しくてたまらないと感じられるようになりました。

なので、証券会社で働いた中での後悔はなぜこれらの経験を生かしてもっと早く顧客に一番近い存在であるIFAにならなかったのかということだけです。

自分の時間をもてなかった

朝は8時前に出社して会議、日中はお客様とのアポ、帰りはその日によりけりですが、遅い時は20時すぎることもありました。

帰ったらクタクタで、最低限の家事だけやることしかできませんでした。

読書をしたり、ジムへ行ったり、勉強したりなどとてもじゃないですが、時間も体力も気持ちの余裕もないのです。

会議や勉強会など、この時代ですから全てTV会議やスカイプを使用してやれば効率よくできるのに、実際は本社の方との会議、支店の会議、課の会議、その他の勉強会は、ほぼ全てが対面で行なわれています。

そのために営業マンたちの事務作業の時間がなくなり、残業しないとこなせない量になったり、翌日に持ち越すこともありますので、そんな中で自分の時間を持つということは、不可能に等しいです。

自己啓発のための勉強、読書、健康のためのトレーニングなどしたいことはたくさんありましたが、そんなことをする時間がまずありません。

時間があれば、疲れてるのでゆっくりする時間になり結局時間を有効に使えなくなります。

その時間を自分だけのために使えばいいのでしょうが、そんな気持ちの余裕などないのです。

日々、数字に追われるというストレスから解放されることはありませんから。

このストレスから解放された今、ようやくわかりました。もの凄いストレスだったと実感しています。体は正直ですからね。

さいごに

そして今、IFAの仕事をしながらライターをしたり、ジムに行ったりと自分の時間を有効的に使えるようになり、家族との時間も増え、すごく穏やかで充実した1日を過ごすことができるようになりました。

実際は、証券会社でも快適に働いている方もいるでしょうし、反対にIFAとなって後悔している人もいると思います。

しかし、いま証券会社で働いていて「辛い」と感じてる方は、あんまり無理して働かず、少し視野を広くして考えてみると、色々な可能性が見えてくると思います。

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