証券会社を辞めてIFAになる時にやっておくべきこと

証券会社を退職して、IFAとして独立する場合、スムーズに顧客に連れて行くことが最重要課題となります。

その後の収入に大きく影響することになり、そこで失敗してしまうと、独立してからかなり苦しむことになる可能性が高いです。

今回はその際にやっておくべきこと、証券会社に在籍している間に準備する方法について、紹介していきます。

基盤を作る

これは非常に重要です。IFAの活動するにあたり、基盤は今後の仕事を左右するからです。

在職中は何もしなくても毎月決まった金額が振り込まれます。

顧客も会社の顧客ですから異動のタイミングで顧客を引き継ぎますし、よほどのことがない限り、顧客がゼロになることはありません。

しかしIFAはそういうわけにきません。

仕事をすればするほど返ってきますし、相場によっては収入も大きく変わるのです。自分の今後のためには基盤が必要なのです。

新しい顧客を開拓するためには時間も労力も必要です。

既存の顧客からの紹介、新規開拓、何をするにしても時間はかかります。

しかもその間に相場は日々動いてるので仕事もしないといけないので、両方並行していかなければなりません。

退職してから準備をすると、タイムラグが生まれてきてしまいますので、できれば在職中に少しでも基盤を作るべきだと思います。

ある程度の資産を集め、相場の急変時などいつどんなことがあっても動けるように準備しなければなりません。

在職している時のように簡単に顧客が得られるわけではありませんから、まず私はどのくらいの資産が必要なのか、顧客をリストアップしました。

顧客の選定

顧客のリストアップの時点では選定はせず、とにかく今までの顧客を思い出しました。

主に過去に担当した顧客でしたが、そうでない顧客も含めてリストアップしました。

その中で優先順位をつけ、顧客との関係性が高いところ、そうではないところを分けました。

上記でも書きましたが基盤を作るためには在職中に動く必要があったため、信頼できるところを優先に動いてきました。

信頼できるというのは、実際話してみて反応をみないことにはわかりませんが、自分の中でこの方なら安心だと思える方を中心にしました。

というのも、本来してはいけないことをするわけですから万が一、会社の耳にはいった場合でも自分の身を守るために信頼できる顧客でないと、水面下で活動することができないので、本当に信頼できる顧客にだけ顧客宅へ訪問し、退職しようかと悩んでること、IFAをするかもしれないことを伝えました。

だいたいのお客様は「応援するよ」「ついていくから連絡してね」こう言っていただけました。

このように応援してくださる顧客はいわゆる稼働客です。

その場合、リアルタイムで動いてるわけですからタイミングをみて動かさなければなりません。

例えば利益確定、債券の償還などは相場で動くため、こちらの都合で動かすわけにはいきません。

顧客も私を信頼して資産管理を任せてくれてますので、それにお答えするために並行して仕事をしないといけません。

在職しているので大々的には動かず、売却できるものは売却し資金をおいておくということをしてました。

ただその場合、自分の成績に響くので、そこはもう退職すると割りきってやらなければどっちも中途半端になってしまします。

退職してから連絡するところは、簡単に言えば頻繁に売買する方ではないので急がず、あたためておこうと思い、退職するまでは資産管理に徹底しました。

顧客の中には大手証券会社だから、大手銀行の紹介だから、銀行とのつながりが大事だからという顧客もいらっしゃいます。

看板がなくなることで信頼がなくなる場合もありますが、顧客との関係性ができていれば問題なく活動できるかと思います。

ただ自分のために選定はかなり重要ですので、そこを間違えればとんでもないことになる可能性が高いので慎重に動くべきです。

スムーズに退職するために

最後にいつ、どうやって退職するかです。

退職理由はそれぞれだと思いますがIFAになることは伏せるべきです。

私の場合、年次も立場もそこそこだったので、簡単に辞めますでは済まないことは予想してました。

先にIFAになった後輩はひきとめられ、職種変更をすすめられ、挙げ句の果てには休職でもいいから籍はおいといてほしいと言われてましたので、事前に計画的に退社する方向へいかないと辞めれないと思いました。

実際、在職していた会社は人手が足りず、未経験の本社スタッフや総務からたった1ヶ月の研修を経て現場に配属されてます。

私のような中堅社員の層が退社して人手不足になっているのが実情です。

ただ中堅社員は今後管理職になっていく人材ですから、簡単には辞めれません。

私は父の体調不良をきっかけにIFAを考えてきましたので、退職理由はそれに関連した内容で退職をすすめてきました。

人事異動のタイミングに合わせてと思いましたが、そこまで待てず期中の退職を選びました。

結局、辞めると話してから退職が正式に決まるまで約半年ほどかかりました。

さいごに

独立して競合となる以上、きれいに退職することは非常に難しいかと思います。

自分が本当に会社へ未練がなく、IFAで顧客のための仕事に徹したいのであれば事前に準備をし、スムーズに退職できるようにするべきだと思います。

だからといって自分勝手に退職するのは会社や同僚にも迷惑をかけてしまいますので、自己都合の退職ですから「立つ鳥跡を濁さず」これがベストだと思います。

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